授業2.0!への3つの約束事/教育

 インターネットで授業がyoutubeなどで配信されるようになっています。例えば、

YouTube」で京都大学の授業を公開

 などですね。

 

 アメリカでは大学が教授の授業を配信するところまできているし、予備校では人気講師の授業を録音してその場に講師がいない中で学習できる環境が整いつつあります。

 

 そんな世の中で、教科書を読むだけの教師や、輪読の講義方法などは古い授業(授業1.0)として過去に葬り去られる時代となってきました。教員という創造性にあふれているかに見える仕事も、他の仕事と同様に情報技術の進展により、必要なくなり、淘汰されていく時代に入ってきたと思います。

 

 そんな中、ITでは置き換えることのできな授業を創造していくことが今の教師には求められます。つまり、授業1.0を授業2.0へとバージョンアップさせる必要があります。

 

 たとえば、授業ノートをまとめて出版することにより、「本」という紙媒体で授業を「コピー」することができました。この場にいない人に物理を知ってもらいたいと思いで執筆したので、目的としては達成しました。しかしながら、じゃあ授業を受けなくてよいかというと、授業1.0であればそれでよかったのかもしれませんが、授業2.0へとバージョンアップさせれば、受ける必要がでてくるのです。

 

 授業2.0を作る際に次の3つのポイントが大切になります。

 

1 講義を減らす

2 生徒同士の学びの場を作る

3 生涯学習への展開

 

1 講義を減らす

 本の部分にできるのは、教師が一方的に教える講義の部分のみです。また、講義の部分は動画としてwebへの公開ができるようになったいま、コピーすることができ、PCにも代用されてしまいます。そこで、授業2.0をするためには、講義はできるだけ減らす必要があります。

 

2 生徒同士の学びの場を作る

 講義を減らして何を入れればいいかというと、学生同士が学べる機会を増やしていきます。授業2.0では、的確な問いをたくさん生徒に発しなければいけません。

 

例「なぜ~というふうに考えたと思いますか?」

例「この3つの中から、自分の意見を選んでください」

 

など個人に問いを出し、その後、

 

「では、周りの人と話し合ってください」

 

とすることで、生徒同士が「考える」ことをはじめます。

 

3 生涯学習への展開

 受験や資格所得のための勉強、それが目的で集まった授業から、教師が生涯学習へと結びつける必要があります。そこでは、考え方などのフレームワークを教えることや、どこにいってもやっていける生き方などを考えられるような場を作っていかなければいけません。

 

授業2.0には「決まった型」がなく、この3つくらいがポイントになるかと思います。その分作るほうは常に創造していかなければいけず、結構大変です。それでこそ、PCではできないことなので、しかたありませんが。

 

1時間をまともに作ったら、10時間くらいかかってしまうでしょう。ですから、教育でも何でも動かしながら微調整をして、少しずつ近づけていくしかありません。

 

  • 授業をまとめて、物理の本を出版しました。

 

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